一週間に一度に更新って何? できない約束はするものではないが、しなければ始まらないこともある。

眠れない日だった。最近少々睡眠リズムが乱れていて、昼にいっぱい寝たり、夜遅くまで起きてしまったりする。昼夜逆転とまではいかないのだが。
今日はあまりにも眠れないので、黙々とドールの洋服を作っていた。
ねんどろいどのドール化程度で留まっていた趣味が、いわゆる1/6ドールにまで手を出したのはここ1~2年くらいだろうか。
しかも、手を出したのがあまり洋服が多いとはいえないオビツ30(ドールの中では筋肉質でがたいのいいボディ)だったものだから、買うより作るほうがいいだろうということで、慣れない裁縫にまで手を出してしまった。趣味とは芋づる式に広がるものである。
なお、発端のねんどろいどどーるも公式服以外が入るか不安なので自作している。どうしてこうなった。
こんなことを書いていると小器用な印象を受けるかもしれないが、裁縫なんて中学生ぶりだ。小学生の頃買ってもらった裁縫箱を引っ張り出して、針を指に刺しながらうめいている。不器用だ。あと自分が使うから細かい部分は見えなければいいと思っている。ガサツだ。
午前3時、ただ黙々とちくちく針仕事をする。糸が絡まってだんごになる。なんとかうまいことほどけないか、と苦戦するが、その願いは3割くらいしか届かない。ポケモンのいちげきひっさつといっしょだ。当たらない。ほどけない。
ここまでにしておこうかな。何回かそう思うが、眠気は一切訪れない。おそらく夕方コーヒーを2杯飲んだのが原因だろう。普段おかわりなんてしないのに、気まぐれを起こすとこうなる。
いい具合の区切りを見失って、外でスズメがちゅんちゅん鳴き始める頃、迷彩柄のプルオーバーはようやく完成した。
スムースニット生地で作っただけあって伸縮性があり、着せやすい。直前にスリムズボンを作って見事に失敗した私には成功の味が沁みる。
君には初めてのお手製の服だね。この前のズボンはパツパツで穿けなかったけど、今日のは大丈夫だよ。
不器用な主人が作った服を、彼は大人しく着せられる。ついでだからといってずっと放置されていたウィッグを雑に整えられる。
この主人はやりたいことはたくさんあるくせに、なかなか完遂させられないタイプだ。だが、今日君の服を作り上げた。徹夜してしまったけど、とんでもない偉業を成し遂げた。きっと眠れぬ夜はこういう日のためにあるのだろう。

灯(ともしび)くん。